2012年10月15日月曜日

生活をつくる

こんばんは^^
Karlskronaはいよいよ寒くなってきています。そんな寒さに耐えるべく青春を謳歌している今日この頃(*゚▽゚*)

さて、IKEAのおかげかどうかは分かりませんが、スウェーデンや他の北欧諸国のインテリアや雑貨が「北欧デザイン」として日本でも注目されていますよね。お土産には北欧デザインの雑貨がほしい!なんていうリクエストも受けています:)
そこで今日はデザインについて、スウェーデンに来てから感じたことを書いてみようかなと思います。

確かに基本的に部屋はお洒落だと思います。照明にこだわっているおうちも多くて、窓際に照明を設置して夜もカーテンを開けたままにしている部屋がたくさんあるので、夜外を歩くとその明りに癒されます。
大学の教室も椅子がカラフルだったりして、気分が明るくなります。
色が鮮やかなのは、寒くて暗くて長い冬を乗り切るための北欧の人たちの知恵(?)なんですね。

ところがこっちに来て初めて、あぁ日本のデザインって素晴らしいなと気付いたのも事実です。他の国のことはよく分かりませんが、プロダクトデザインに関してスウェーデンに来てから不満を抱くことがちょくちょくあるのです。
例えば洗濯用液体洗剤のボトル。大きくて重いボトルなのに持ち手がなくてすごく使いづらい。例えばサランラップのホルダー。思うように切れない、というか全然切れない。
些細なことですが、私たちの生活に密に関わることなので結構気になります。それまで当たり前のように使っていたものも、誰かが一生懸命に使う人のことを考えてデザインしたものだったんだなぁと改めて気付かされます。
そう言えば「ルビコンの決断」で花王のアタックneoについてやっていたときにも、ボトルのデザインの話が出てきました。
そういう細やかな心遣いが感じられる製品が、日本にはたくさんあるような気がします。


先日友達とインターフェイスデザインの話をしていたときに、「人間の脳にフィットするデザインを考えなきゃいけないんだ」というようなことを言われました。彼は原子力発電所内の機械の話をしていたのですが、私はそれこそがデザインの本質なのではないかと感じました。
人々のものの見方や生活の仕方にフィットし、人々の生活をより快適にするものを設計することがデザインなのではないかなと。
スウェーデンの人たちのお洒落な部屋も、気配りの利いた日本の製品も、結局は私たちの生活を良くするためにあるんですよね。
そんなことを言ってちゃんと勉強したことがないので、お前はデザインのことなんて全然わかってないって指摘を受けるかもしれません(・ω<)

なんだかまとまりのない文章ができあがってしまいました(>_<)
でもたまにはこんなことをつらつらと考えてみるのも面白いですね^^

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