2012年9月30日日曜日

バナナはおやつに入りません

こんにちは:)

たまたま木曜から4連休だったので金曜、土曜でぷち旅行に行ってきました^^
とりあえずマルメのデザインセンターに行くこと、ヘルシンボリのホステルに1泊すること、土曜日はヨーテボリで友達に会うこと、それだけ決めて出発です。






朝炊き込みご飯風おにぎりを作りました^^ 電車の中で食べたらすごくおいしく感じました。遠足気分効果かな?
お吸い物の素と醤油と料理用白ワインとはちみつを投入してお鍋で炊いたごはん。こうやって書くとまずそうだけど、ちゃんと和風になります。

そうそう、電車のこと。Skånetrafikenという鉄道会社のサイトで家の近くの駅からマルメまでの電車やヨーテボリからの帰りの電車を調べたところ、全てのルートがちゃんと表示されました。
しかし!!!!!!!!!これが落とし穴だった!
 Skånetrafikenには72時間乗り放題チケットというのがあって、私はこの鉄道会社のサイトで検索して出てくる電車は全てこの乗り放題チケットが使えると勘違いしてしまったんです。
なにこれ格安で旅行できるー!って 
でも実際はSkåneでしか使えなかったんですね。駅の券売機を前にして初めてそのことに気付きました。この辺りはBlekingetrafikenだもんなぁ、そりゃそうだよなぁって。
それでも諦めきれなかった私は、とりあえず売店のある中央駅までバスで移動し、売店のおばちゃんに相談。Blekingetrafikenにはそのような乗り放題チケットはないとのこと。残念。ただ、BTHの学生証で途中までは無料で行けるので、そこからマルメまでのチケットを購入しました。

この旅で電車に関してもう一つ知ったこと。それはSJというスウェーデンの国鉄ではSista minutenというチケットがかなりお得だということです。電車発車時刻の24時間前までに予約が埋まっていなければ購入できるチケットで、25歳以下のユース、学生、お年寄りが使えるみたいです。
帰りのチケットを購入するときに気付きました。

話は戻りますが、そんな勘違いのせいで結局出発が1時間遅れてしまいました(1時間に1本しか電車がない)。それでもとにかく気を取り直して出発!

途中雨が降ったりしていましたが、マルメに着いたときには晴れていました^^


わくわく(0゜・∀・)観光案内所で地図をもらって早速お目当てのデザインセンターへ。


中はまぁ、こんなもんか、ってかんじでした。でもお土産も買えたしよかったかな。
街をふらふらしているとマリメッコやTIGERなど日本人も注目のお店がありました。他にもおしゃれなお店がたくさんあって、時間があったらもっとじっくり見たかったです。また来よう!
他にも聖ペトリ教会は中に入ると妙に明るかったり変なマネキンがたくさんいたりして面白かったです。
地図を見ているとMalmö Museer/Malmöhusと書かれた場所を発見。スウェーデン語が分からなくても博物館だろうことは検討が付きます。Museerって複数形だからいくつか博物館があるのかな、などと考えながら歩いて行ってみました。


そして辿りついたのがここ。お城の中を博物館として使っていました。ここは本当によかった!学生はたった20Krで近くの別の建物の展示を含めてあらゆる展示が楽しめました。
歴史セクションあり、美術セクションあり、ファッションセクションあり、動物セクションあり、魚や爬虫類の展示まで!もうひとつの建物の方は工業技術系の展示で、テンションがかなり上がりました(*゚▽゚*)
そういうのが割と好きなんです。
それからTurning Torsoという高層マンションを間近で見て(あとから調べたらスカンディナヴィアで一番高い建物らしいです)、電車でヘルシンボリへ向かいました。

5時ごろにヘルシンボリに到着し、ホステルでチェックインを済ませて散歩に出かけました。


 高いところからの眺めと、時計の鐘の音と、心地よい風に癒されました^^

土曜日は朝早く起きて朝食をとり(ホステルが朝食込みだった!)、ヨーテボリへ。
電車に何か問題が発生したらしく、少し遅れました。
またまた電車に乗っている間は激しく雨が降っていたのですが、ヨーテボリは晴れでした:)


ヨーテボリで留学中の友達に案内してもらってヨーテボリ観光\(^o^)/
中高の同級生で高校3年生のときはクラスも一緒だった彼女とは、大学1年生の時以来、約2年ぶりの再会でした。あのクラスから同じ時期に2人スウェーデンに留学しているというのはなんだか不思議です。
「ヨーテボリは特に見どころないんだよー」なんて友達は言っていましたが、普段Karlskronaという田舎町で生活している私としては、久々に友達に会えて、尚且つ都会の空気に触れられただけでも満足なのでした(*´∪`)

そんなわけで今週末はハプニングもありつつ小旅行を楽しみました^^

遊んでばかりいるみたいになっているので次は授業のことを書こうと思います(・ω<)

2012年9月23日日曜日

愉快な週末

こんにちは^^
東京は急に寒くなったみたいですね。

さて、金曜日の夜はフラットメイトに誘われて彼女の友達の家に遊びに行きました。
部屋がすごくお洒落で、部屋のあちこちにキャンドル灯したり自分で描いた絵を飾ったりしてました。絵が描ける人って羨ましいです。
どんどん人が増えて最終的に8人くらい集まりました。みんなスウェーデン人・・・。会話はスウェーデン語だったり英語だったり(*゚▽゚*) スウェーデン語は全然わからないけど楽しかった!スウェーデン語の学習意欲が向上しました。スウェーデン語2の授業が11月まで開講されないのが問題なんですけどね。

centrumにはお寿司屋さんが1軒あって、今度そこにみんなで行ってみたいねって話になりました。
「寿司やおにぎりに使う米ってすごく粘り気があるけどあれなんで?」と興味津津の男の子がいました。「みんなが見慣れてるタイやインドのお米と日本のお米は種類が違うんだよ」ととりあえず言っておきました 。

そのあとみんなで飲みに出かけてみんな踊り狂ってました(╹ө╹)ああいう場所はあまり得意ではないので1回行けばいいかな、という感じ。でもいい経験になりました。見知らぬ人々にガンガン話しかけられて恐かった(>_<)フラットメイトに助けられました。

昨日(土曜日)は午前中にセカンドハンドのお店にローテーブルを探しに行ったのですが残念ながら気に入るものがありませんでした。そのうちいいのが見つかるといいなぁ!
代わりに10Krでレトロな絵をゲットしました。


かわいげがあります(゚∀゚)

それから夜友達と一緒に日本の料理を作ってみようということになっていたので買い出しに行きました。
お米はこっちの人たちがお粥用に使っているものが日本のお米に近いと聞いていたのでそれを買いました^^ grötrisっていうやつ。日本のお米に興味津津だった彼がフラットメイトのところに遊びに来ていたので、「これ使うと日本のお米に近くなるらしいよー」と見せるとびっくりしていました。

そんなわけで夜はポーランド人の友達が来て一緒ににくじゃがと巻きずしを作りました。
日本からちらしずしの素を持ってきたのでそれを使って巻きずしを作ってみました。サーモンを使おうか迷ったのですが、彼が魚はあまり好きじゃないと言っていたのを思い出して、具はきゅうりとたまごだけにしました。ちらしずしの素に具が混ざってたので十分だったと思います。

初めに私がやって見せて、そのあと友達もチャレンジしたのですが、 私が後ろを向いて他の作業をしてる間にできあがったその巻きずしはなんだか妙に細かった!
「きゅうりとたまご入れた?」「あ、忘れた!」

まぁ具がないわけじゃないから大丈夫だよってことでそれはそれとしてもう1回チャレンジ。
今度はきゅうりもたまごもちゃんと使っていたようでしたが・・・
「マヨネーズ使った?」「あ、忘れた!」

3つのバージョンができあがりました(。・(エ)・。)ノ


作りすぎて余ったので今日は3食巻きずしになりそうです・・・。楽しかったからいっか。

ちなみににくじゃがはクックパッドでだしも水も使わないレシピというのを見つけて、この間肉なしで作ってみたらおいしかったので今回はお肉もちゃんと入れて作りました。
酒の代わりになる物をネットで調べて料理用の白ワインを使ったのですが、匂いを飛ばしてしまえば全く問題なかったです。
同じクラスのおばちゃんにレシピ教えてーと言われていたので書いてみました。

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<Nikujaga, Japanese stewed meat and potatoes>

Ingredients (for 2-3 people)

150g beef
2-3 middle size potatoes
1 onion
1 carrot
some green peas or green beans (if you want)
2 1/2 tablespoons soy sauce (note that you have to use "Japanese soy sauce", not Chinese one coz they are different things)
1 tablespoon sugar
1 tablespoon sake (I use white wine instead of sake)
some salad oil

1. Peel and cut up the potatoes and the carrot into large pieces. Roughly chop up the meat. Slice the onion.
2. Sauté the meat in some oil till browned
3. Add everything but the green peas / green beans and then put a pot lid
4. Simmer over medium-low heat for about 15 min.
5. Add the green peas / green beans and simmer for 5 min.
6. Serve immediately:) 
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伝わるかな?
 
さてさて、金曜、土曜と楽しく過ごしたので今日は読書課題をこなそうと思います。

2012年9月16日日曜日

スウェーデンと言えば???

こんばんは。
しばらく放置してしまいました。学校のほうは明日から本格的に授業が始まります:)
この2週間様々なオリエンテーションやワークショップがあり、こっちに来て最初の作品も仕上げました。(Digital Storytellingのワークショップで)
明日から授業が始まるというのに3週間前に注文した教科書がまだ1冊送られてこない、というか発送の連絡すらこないというのが心配ですが、それ以外は楽しくやっています^^

さてさて、今日は念願のアイスホッケー観戦に行ってきました\(^o^)/
スウェーデンと言えばアイスホッケーが有名でしょ!ってことで是非とも行きたかったのです。スウェーデンは世界でも"Big 7"の一員らしいです。(他はアメリカ、カナダ、ロシア、チェコ、ソロヴァキア、フィンランド)
この間友達に「せっかくスウェーデンに来たんだからアイスホッケー観に行きたいんだよね」っていう話をしたところ、彼が近くのアリーナの試合の日程を調べて誘ってくれました。
2人とも初アイスホッケー観戦でルールもよく分からずに行きましたが、すごく面白かったです。
結果は地元チームが負けてしまったんですけどね。

 
観客はほとんどが地元チームのサポーターで、相手チームのサポーターはなんと10人前後でした(ー_ー)!! それなのに負けてしまった!
面白かったのは、試合前に突然スクリーンに映し出された美女が「これはKHKです。」と日本語をしゃべったこと!日本語字幕付きでした。誰も意味理解できない・・・。ちなみにKHKはKarlskrona Hockeyklubbの略です。


ちょっとした乱闘もありました(。・(エ)・。)ノ アイスホッケーはアグレッシブなスポーツだと実感しました;) スピードがすごかったけどパックはちゃんと追えたのが不思議。また行きたいなぁ。
次行ったらサポーターTシャツを買おう(*´∪`)でもその前にルールをちゃんと知らないとダメですね。

2012年9月5日水曜日

The questions are who I am, what my goal is, and what my expectations are.

こんばんは。
昨日から新学期が始まりました^^と言っても最初の2週間はオリエンテーションみたいな感じでまだ授業はありません。

最初に私が専攻するプログラムについて少し書きたいと思います。
プログラムというのは、日本の大学でいうコースのことです。私は、Planing and Media Design学部Culture and Communication学科の中のDigital Culture and Communication(DKK)というコースで勉強します。同じ学部では都市設計なんかをやっている人たちもいるようです。
DKKはBTHでは昨年できたばかりのコースで、私たちは2期生です。少人数で、1年生は約20人、2年生は10人程度でしょうか。こんな少人数のコースでもバックグラウンドは様々で、スウェーデン人もいれば留学生もいて、就労経験のある人もたくさんいます。ミュージシャンやお母さんもいます。

では、Digital Culture and Communicationとはどんなプログラム何なのか?そもそもdegital cultureとはなんなのか?
難しい質問です。今日は先生たちの研究について少しずつですがプレゼンを聞いたり、DKKでどんなスキルを身につけることが期待されているのかを聞いたりしたあと、それを私たち個人の興味関心やゴールとどう繋げていくのか、私たちがDKKで学びたいと思っていることはなんなのか、ということを考えるワークショップを行いました。

ちなみにBTHのウェブサイトにはDKKでの学習内容についてこんな風に書いてあります。
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You study literature, art and film but also design, computer games, blogs, and emerging new multimedial forms of digital experience. In addition, you study how the written and oral language and cultural norms change with the new digital and increasingly mobile communication and publication methods. You will have the opportunity to learn about how different types of narratives are emerging in digital media and work out your own culture-critical and communicative abilities. You delve into matters such as: who supervises and facilitates the creation of technology? How can we identify, analyze and relate new emerging phenomena such as blogs, citizen journalism, digital literature and digital communication with earlier genres and activities? What kinds of linguistic expressions can be found in various virtual environments and how can one handle language and visual expressions in mobile media? (http://www.bth.se/dsn/dkk.nsf/sidor/general-informationより)
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今日一日の活動を通して思ったことは、このプログラムにおける主な関心は、デジタル領域における表象行為とその行為主体としての人間存在に向けられているということです。
それから、このプログラムでは様々な分野が交差しているということ、だからこそ「私は誰なのか?(これまでどんなことをしてきて、今何に興味を持っているのか?)」、「私自身のゴールはどこにあるのか?」、「このプログラムで何を得たいのか?」ということをしっかり考えることが重要なのだということを感じました。

私は日本では国際関係学科(地域研究コース)で勉強していますが、これもまた様々な分野が交差する場なので、上のような問は大学入学当初から繰り返し考えていることでもあります。

国際関係学科もDKKも、何か1つ専門的なことを深く掘り下げていくという場ではありませんが、だからこそ、この2つを交差させることによってまた色々な可能性が見えてくるのではないかとわくわくしています。
それから、「何か1つ専門的なことを深く掘り下げていくという場ではない」ということに関して、「学部生としてはそれは全然悪いことではない。そういった場で勉強する中で、もっと具体的で専門的なことをやりたいと思えば、大学院や就職先でやればいいし、他の学部に入り直すこともできる」と言われてなんだか励まされました。こういうフィールドにいると、時々医学部生や法学部生を見て勝手に不安になったりもするので・・・。

こんなかんじで、今日は自分の立つフィールドについていろいろと考えた1日でした。
教科書も徐々にそろってきています。






おまけ。


日曜日から1泊2日でGotlandのVisbyという街に旅行に行ってきました!魔女の宅急便のモデルになった場所のひとつです。街並みがすごくかわいかった^^