2012年9月5日水曜日

The questions are who I am, what my goal is, and what my expectations are.

こんばんは。
昨日から新学期が始まりました^^と言っても最初の2週間はオリエンテーションみたいな感じでまだ授業はありません。

最初に私が専攻するプログラムについて少し書きたいと思います。
プログラムというのは、日本の大学でいうコースのことです。私は、Planing and Media Design学部Culture and Communication学科の中のDigital Culture and Communication(DKK)というコースで勉強します。同じ学部では都市設計なんかをやっている人たちもいるようです。
DKKはBTHでは昨年できたばかりのコースで、私たちは2期生です。少人数で、1年生は約20人、2年生は10人程度でしょうか。こんな少人数のコースでもバックグラウンドは様々で、スウェーデン人もいれば留学生もいて、就労経験のある人もたくさんいます。ミュージシャンやお母さんもいます。

では、Digital Culture and Communicationとはどんなプログラム何なのか?そもそもdegital cultureとはなんなのか?
難しい質問です。今日は先生たちの研究について少しずつですがプレゼンを聞いたり、DKKでどんなスキルを身につけることが期待されているのかを聞いたりしたあと、それを私たち個人の興味関心やゴールとどう繋げていくのか、私たちがDKKで学びたいと思っていることはなんなのか、ということを考えるワークショップを行いました。

ちなみにBTHのウェブサイトにはDKKでの学習内容についてこんな風に書いてあります。
------------------------------------------------------------------------------------
You study literature, art and film but also design, computer games, blogs, and emerging new multimedial forms of digital experience. In addition, you study how the written and oral language and cultural norms change with the new digital and increasingly mobile communication and publication methods. You will have the opportunity to learn about how different types of narratives are emerging in digital media and work out your own culture-critical and communicative abilities. You delve into matters such as: who supervises and facilitates the creation of technology? How can we identify, analyze and relate new emerging phenomena such as blogs, citizen journalism, digital literature and digital communication with earlier genres and activities? What kinds of linguistic expressions can be found in various virtual environments and how can one handle language and visual expressions in mobile media? (http://www.bth.se/dsn/dkk.nsf/sidor/general-informationより)
------------------------------------------------------------------------------------

今日一日の活動を通して思ったことは、このプログラムにおける主な関心は、デジタル領域における表象行為とその行為主体としての人間存在に向けられているということです。
それから、このプログラムでは様々な分野が交差しているということ、だからこそ「私は誰なのか?(これまでどんなことをしてきて、今何に興味を持っているのか?)」、「私自身のゴールはどこにあるのか?」、「このプログラムで何を得たいのか?」ということをしっかり考えることが重要なのだということを感じました。

私は日本では国際関係学科(地域研究コース)で勉強していますが、これもまた様々な分野が交差する場なので、上のような問は大学入学当初から繰り返し考えていることでもあります。

国際関係学科もDKKも、何か1つ専門的なことを深く掘り下げていくという場ではありませんが、だからこそ、この2つを交差させることによってまた色々な可能性が見えてくるのではないかとわくわくしています。
それから、「何か1つ専門的なことを深く掘り下げていくという場ではない」ということに関して、「学部生としてはそれは全然悪いことではない。そういった場で勉強する中で、もっと具体的で専門的なことをやりたいと思えば、大学院や就職先でやればいいし、他の学部に入り直すこともできる」と言われてなんだか励まされました。こういうフィールドにいると、時々医学部生や法学部生を見て勝手に不安になったりもするので・・・。

こんなかんじで、今日は自分の立つフィールドについていろいろと考えた1日でした。
教科書も徐々にそろってきています。






おまけ。


日曜日から1泊2日でGotlandのVisbyという街に旅行に行ってきました!魔女の宅急便のモデルになった場所のひとつです。街並みがすごくかわいかった^^

0 件のコメント:

コメントを投稿