2012年11月6日火曜日

ただいま おかえり

こんばんは^^

今日は「おかえり」って言いたい、言われたい、という話です。
最近このことですごく歯痒い思いをしています。

例えば今朝私は「今Karlskronaに戻ってきたよ」というメールをもらいました。
そこで私が相手に返したかった言葉は「おかえり:)」であって"How was your trip?"ではありません。でも私は「おかえり」と言うことができないし、その言葉と一緒に届けたい気持ちもおそらく伝えられていない。
そもそもそこにどんな思いがあるのか説明するのも難しい。でも「おかえり」という言葉には確かにあったかい何かがあると思うのです。

日本で一人暮らしをしていた時も感じていたことですが「ただいま」「おかえり」という会話は私にとってはとても大切です。一人暮らしの時にはその会話をする相手がいないというその事実が私を淋しい気持ちにさせるのだと思っていたのですが、どうやらそうではないみたいです。
授業を終えて家に帰りフラットメイトと顔を合わせれば、"Hi."とか"Hello."とかっていう挨拶はするわけですが、「ただいま」「おかえり」という会話から得られるある種の安心感のようなものはそこには存在しません。"How are you?"、"How was your day?"というのもやっぱり違います。でもたぶんこれはもうどうしようもないことなのだろうなと思います。慣れるしかない。慣れることがいいことなのかどうかよくわからないけれど。

こんなことを考えていること自体が、いかに私が日本の文化、日本語の世界にどっぷり浸かって生きているかということを証明しているのだろうな・・・。

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